中日 立浪新監督 就任

【中日】立浪新監督が「就任会見」で激白!計3000文字を超える超ロング一問一答、一挙掲載

2021年10月30日 05時00分

 
 
 
 
中日ドラゴンズの監督就任が決まり、会見する立浪和義さん

中日ドラゴンズの監督就任が決まり、会見する立浪和義さん

 中日は29日、来季の監督にOBの立浪和義さん(52)が就任すると発表した。この日、球団からの正式な就任要請を立浪さんが受諾した。3年契約で年俸は推定1億円。立浪新監督は名古屋市内のホテルで記者会見し「強いチームをつくるために妥協はしない」と宣言。ミスタードラゴンズが低迷するチームを再建する。立浪和義さんの一問一答は以下の通り。
  ◇    ◇
 立浪新監督「きょう正式に中日ドラゴンズの監督として就任させていただきました。私は現役引退から約12年たちましたが、野球に対する考え方、思いは変わっていません。私に与えられた使命は、とにかくチームを強くする、そして1人でも多くのファンに球場に足を運んでいただけるような魅力あるチームをつくっていくことだと思っています。初めからうまくいくとは思っていません。自分が誘ったコーチングスタッフと力を合わせて、しっかりと頑張っていく決意です。選手には勝ちに対する執念をしっかりと植え付けます。そして、これから戦っていくわけですが、私への期待も、ドラゴンズへの期待も、すごく大きいことはヒシヒシと感じています。強いチームをつくる、そして勝つ野球をするためには妥協はしません。皆さんの期待に応えられるよう監督として全力で頑張っていくつもりです。どうかよろしくお願いいたします」
 ―就任会見に臨んだ感想
 「久しぶりに緊張しています」
 ―就任の打診から今日までの過ごし方
 「ドラフトの次の日に要請を受け、今日までそんなに時間がなかった。いろいろ決めることがたくさんあって、最近は少しのんびりしていた生活をしていたので、こんなに忙しくなるのかと痛感しました」
 ―就任まであっと言う間だったか
 「引退して12年ですけど、私の次の目標は強いチームをつくるために指導者になりたい思いは持っていました。時間はかかりましたけど、ようやくスタートラインに立てたので、しっかりと腹を据えて、その信念でやっていきたい」
 ―ドラゴンズのユニホームに袖を通す
 「振り返れば、ドラフトで縁があって名古屋に来てドラゴンズのユニホームに袖を通し、22年間一筋でした。愛着もありますし、ユニホームが好きですし、すごく楽しみにしています」
 ―評論家として過ごしてきた
 「もちろん外から見る野球、冷静に見ることができました。解説者は責任がないので、好き勝手にしゃべれる。現場に入るといろいろな事情はあるし、選手には分かりやすい方針で自分の信念を示して、付いてきてほしい」